月謝を払い続けているのに、成績が上がらない。
その原因、ほぼ全部同じです。
15年で、何百人も見てきてわかりました。
塾を変える前に、これを確認してください。
- 長く通わせても成績が上がらない方
- 塾を変えるか迷っている方
- 成績が上がらない「本当の原因」を知りたい方
- 原因はほぼ3つ。宿題・復習・つまずきの放置
- 宿題はノートを見れば一目でわかる
- ザルを直してから、塾を変えるか判断する
「もう1年通ってるのに、全然変わらなくて」
保護者の方から、よく聞く言葉です。

うちの子、もう1年通ってるんですけど、
全然成績が上がらなくて。

少し確認させてください。
宿題はやっていますか?
授業中の様子は、把握していますか?
「たぶん、やっている」「わからない、塾任せで」
そういう答えが返ってきたとき、原因が見えてきます。
塾のせいではないことが、ほとんどです。
成績が上がらない原因は、だいたい次の3つに集約されます。
成績が上がらない子の共通点3つ

① 宿題をやっていない
一番多いパターンです。
「やった」という言葉は、信用しすぎないほうがいい。
確認は、ノートを見るだけです。
やっていれば書いてある。
やっていなければ、白いまま。
証拠が残ります。
ただし、確認するときは責めないこと。
「やったんだね、どこが難しかった?」という聞き方で。
責めると、隠すようになります。
関心を持って聞くと、話してくれます。

宿題、
量が多すぎて、やる気なくなります。

全部やらなくていい。
まず1問だけやってみて。
1問やったら、次が気になる。
気づいたら、全部終わってることが多いんです。
最初の1問が、一番難しいのです。
そこさえ越えれば、あとは自然に進みます。
② 授業は受けているが、復習をしていない
塾で習っても、その日のうちに復習しないと、翌日にはほとんど忘れています。
人は、何もしなければ多くを1日で忘れる、と言われています。
復習は、その日のうちに5分でいい。
ノートを見返すだけで十分です。
5分の復習があるかないかで、1週間後の記憶量は大きく変わります。
塾に行くだけでは、効果は半分しか出ていません。
復習のやり方は、難しくありません。
次の3ステップだけです。
- ①塾から帰ったら、ノートを開く(読まなくていい。開くだけ)
- ②今日習ったことを、一言で言う
- ③間違えた問題だけ、もう一度解く
全部やり直す必要はありません。
間違えた問題は「わからない部分」のサイン。
そこだけ潰せば、十分です。
③ 授業を聞いていない(つまずきが放置されている)
これが、一番言いにくいパターンです。
塾には来ている。
席にも座っている。
でも、頭に入っていない。
ぼーっとしているというより、途中でわからなくなっている場合が多いです。
ゲームでいうと、チュートリアルを飛ばして、操作がわからないまま本番に突入している状態です。
この場合は、塾を変えても意味がありません。
どこに行っても同じことが起きます。
まず「どこからわからなくなったか」を特定することです。
特定の方法は、シンプルです。
先生に「うちの子、どこがわかっていないですか?」と直接聞く。
塾の先生は、把握しているはずです。
もし把握していない先生がいたら、それはそれで問題のサイン。
質問することで、塾の質もわかります。
一石二鳥です。
塾を変える前に確認すべき3つのこと

塾を変えたくなったら、その前に、この3つを確認してください。
| 原因 | 確認方法 | 直し方 |
|---|---|---|
| 宿題をやっていない | ノートを見る | 「まず1問」から始める |
| 復習をしていない | その日5分の復習があるか | ノートを開く→一言→間違いだけ解く |
| つまずきの放置 | 先生に「どこがわからないか」聞く | わからない地点まで戻る |
この3つを直さないまま塾を変えても、同じことが繰り返されます。
何年も塾を変え続けて、結局どこでも上がらなかったという生徒を何度も見てきました。
実際に変わった話

確認したら、宿題ノート真っ白でした。
責めずに「1問だけ」って言ったら、気づいたら全部やってて。
塾を変えるの、やめました。

正解です。
問題は、塾ではありませんでした。
あのまま変えても、たぶん同じだったと思います。
塾を変える、はいつでもできます。
でも、その前にザルを直す。
それだけで、結果が変わることは少なくありません。
保護者の方へ
塾を変えたくなる気持ちは、よくわかります。
でも、その前に確認してください。
宿題は、ノートを見れば一目でわかる。
復習は5分、その日のうちに。
どこからわからないかは、先生に聞く。
この3つを確認してから、判断してください。
ザルで水をすくい続けても、水は貯まりません。
まず、ザルを直す。
それが先です。
- 原因はほぼ3つ。宿題・復習・つまずきの放置
- 宿題はノートを見れば一目。責めずに確認する
- 復習は「その日5分」間違いだけ解き直す
- ザルを直してから、塾を変えるか判断する
塾講師から一言

15年、2,000人以上を見てきました。
「成績が上がらない」のほとんどは、塾ではなく、宿題・復習・つまずきの3つです。
ザルを直すのが先。
それでも変わらないときに、初めて塾を考えればいいんです。
よくある質問
1年通っても上がりません。塾を変えるべき?
まず「宿題・復習・つまずき」の3つを確認してから。ここを直さず変えても、同じことが起きがちです。
宿題をやったか、どう確認しますか?
ノートを見るのが一番確実です。責めず「どこが難しかった?」と、やった前提で聞きましょう。
復習は、どれくらいやればいいですか?
その日のうちに5分で十分です。ノートを開き、一言でまとめ、間違いだけ解き直します。
どこでつまずいているか、わかりません。
塾の先生に直接「どこがわかっていませんか?」と聞いてください。把握しているのが、良い塾です。
まとめ
成績が上がらない原因は、ほぼ3つ。
宿題・復習・つまずきの放置です。
塾を変える前に、ノートを見て宿題を確認。
復習は、その日5分。
わからない場所は、先生に直接聞く。
ザルを直してから、塾を変えるかどうかを判断してください。
ただ、それでも「塾を辞めたほうがいい場合」もあります。
辞めるタイミングを間違えると、子どもにとって逆効果になることもあります。
次回は、塾を辞めるタイミングの見極め方を、実際の塾での事例をもとに解説します。
お楽しみに!

